食品・飲み物

毒だしとお茶について

こんにちは。

「だいぶ涼しくなってきました」と、10月の下旬に言うのも変なのですが

今年はとても暑くて25度を超える日が何度もあり、時には30度近いこともある

この頃です。

最近、夏の暑さが続き疲れが取れないという人も多いと聞きますが

夏の疲れをとる方法をいろいろ考えていた時に、ふと、ベランダにあるサビたネジを見て

「サビると物が動かなくなる、人間もサビると体が動かなくなるんじゃ?」と思い

この記事を書こうと思いました。

健康作りの一助になれれば幸いです。

 

デトックスという言葉が巷にあふれていますが

そもそも、体によくないものを摂るからデトックス(毒出し)が必要になる訳ですが

いろいろな商品があふれる現代では、体に不要なものがたまりやすい時代とも言えますね。

カラダのサビを取るというのは、おそらく酸化した体をもとの状態に戻したり

サビないように予防すればきっと良い状態を保てるのではないか?と思います。

グルタチオンという成分はそのサビを予防するのに良いと言われますが

どんな食品に入っているのでしょうか?

グルタチオンはもともと体の中にある、いわゆるアミノ酸だという事ですが食品で言うと

カボチャ・くるみ、キャベツ、トマト、アボカド、キウイ、グレープフルーツ

ブロッコリー、小麦胚芽、豚レバー、牛肉や豚肉などに含まれます。

積極的にこういう食品をとり、体のバランスを整えましょう。

 

これから冬に向かう時期には、風邪の予防も大切ですが

おすすめのハーブティーやお茶があります。

 

【タンポポ茶】

キク科の植物で昔からよく飲まれていたお茶です。

全草を陽に干したものをお茶として飲みます。

 

タンポポコーヒーというものもあります。

根を煎って飲むのですが、コーヒーのような深みとコクがあります。

体のサビ防止に一役買ってくれそうなお茶です。

 

【マテ茶】

古くは先住民が飲んでいたと言われるマテ茶はビタミン・ミネラルがたくさん入っていて

アルカロイドや鉄分も多いお茶です。

毎日元気に過ごしたい時、栄養補給をしたい時によさそうなお茶です。

(写真はイメージです)

 

【ユーカリ茶】

コアラで有名なユーカリはSOD(スーパーオキシド・ジムターゼ)という酵素が含まれます。

酵素はハリのある毎日を送りたい時、不調予防に効果的と言われます。

活性酸素を和らげたい時に役立ちそうなお茶です。

 

【ヨモギ茶】

ビタミン類が豊富で特にビタミンA、ビタミンB1B2、ビタミンCほか

体を整える成分が豊富に含まれます。

ヨモギ餅やお茶などでも取り入れやすいので疲れた時や

やる気アップに役立ちそうなお茶です。

 

【ハイビスカスティー】

クエン酸を多く含み、疲れ予防によいと言われるお茶です。

見た目も赤い色のきれいなお茶なのでリフレッシュタイムにも

おすすめのお茶です。

ハーブティーやお茶は飲み慣れない事が時々あると思いますが

ハチミツや甘味を加えると飲みやすくなる事もありますので

試してみてくださいね。

 

【グァバ茶】

豊富なタンニンが含まれビタミン、ミネラルも含まれます。

お腹の健康が気になる時や、美容にもおすすめのお茶です。

少し香ばしいので、とても飲みやすいお茶です。

 

【柿の葉茶】

ビタミンCがレモンの約20倍近くもあると言われています。

さっぱりとした癖のない味で飲みやすく、他のお茶とのブレンドでもおいしく飲めます。

風邪をひいた時や、たばこを吸う人にもおすすめです。

 

タイム

別名をコモンタイム和名をタチジャコウソウと呼ばれるタイムは

ソーセージを作る時やお茶などとして親しまれているハーブです。

お腹の健康が気になる時にもおすすめです。

風邪がはやる季節にお茶として飲むのもおすすめです。

 

(ハーブティーの入れ方)

カモミールとタイムを約2gを温めたポットに入れお湯を注ぎ、約4分ほどおきます。

温めたカップに注ぎます。

 

【日本茶】

ビタミンC、タンニンという渋み成分やテアニン、カフェインなどが含まれます。

よく「ストレスがたまった時はビタミンCを多くとると良い」と言いますが

ストレスでたくさんのビタミンCが失われるためと言われます。

煎茶や番茶、ほうじ茶などありますが

比較的、カフェインが少ないと言われているのがほうじ茶や玄米茶です。

わりと飲みやすい味なのでおすすめです。

有名なお茶の産地はたくさんありますが例えば狭山茶、静岡茶、宇治茶、八女茶

熊本茶ほか、日本には、各地にお茶の銘柄があるので飲み比べてみるのも

楽しいのではないかと思います。

最近では、グリーンティーラテ、ほうじ茶ラテなどお茶の種類もますます増えていますね。

世界各国で日本茶が注目されているので、これからますます日本茶の人気が高まると思います。

 

【お茶の入れ方】

ハーブティーなどの葉をお茶にする場合は、ティーポットとカップを温め

ティースプーン1杯で約1人分としてお湯を注ぎます。

実の部分や根の部分の場合は砕いてからお湯を注ぎます。

3~5分ほど置いてカップに注ぎます。

(その他の健康茶も大体同じ入れ方でよいと思いますが、入れ方に指定がある場合は

それに従ってお茶を入れてください)

 

その他、風邪のはやる季節におすすめなのは、ビタミンCを多く含むエルダーフラワー

のどの不調予防にマロウ、発汗作用の(サポートをしてくれる)リンデンなど。

飲みにくい時は、ハチミツやミルク、レモン汁などを加えて飲んでみると良いと思います。

カフェインなどが含まれるお茶を飲む時は、なるべく空腹時は避けたほうが

お腹に優しいです。

寝る前にカフェインを飲むと目が冴えてしまう事があるので控えた方が良いでしょう。

【お茶の保存方法】

お茶は湿気や暑さに弱いので直射日光を避け缶や密閉できるジップロックなどに入れて

なるべく冷暗所に保管しましょう。

開封後は約1か月以内に使い切るのが良いです。

お茶は冷凍保存もできます。

封を開けていないものならジップロックなどに入れて冷凍し

飲む前日に冷蔵庫へ移しておきましょう。

 

【まとめ】

緑茶、ほうじ茶、紅茶は同じお茶の葉から作られるもので、発酵の度合いにより

味や見た目に違いが出るのです。

日本茶は発酵させない、ほうじ茶はお茶の葉を焙煎する、紅茶は完全に発行させる事で

出来上がります。

 

お茶にはそれぞれ成分が含まれるので、体調によって、または体質によって

飲まないほうが良いものもあります。

飲んだからと言って一朝一夕に体調がよくなるというものでもありませんので

気長に飲み続けるのが良いのかな?と思います。

生活リズムが整って、キラキラした毎日を送ってくださいね

 

【ご注意】

お茶は食品なので、病気を治すものではありません。

また、医学ではないため体調に不安のある方、病気や妊娠中など

健康が気になる方は事前に医師等にご相談の上お試しください。

この記事を参考にして生じた一切の損傷などについての責任は負いかねます。

 

【参考】

ワイド版 日本茶・紅茶・中国茶・健康茶

発行:株式会社 日本文芸社

監修者:大森正司

発行者:西沢宗治

印刷:玉井美術印刷株式会社

 

たのしいハーブ作り

発行所:株式会社 主婦の友社

編集人:田淵増雄

発行人:村松邦彦

印刷:共同印刷株式会社

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