タンポポコーヒー

タンポポコーヒー(ハーブを使ったコーヒー)

こんにちは。

ハーブとアロマの教室feelemo(フィールエモ)の磯野です。

新型コロナはまだ終息しませんが、皆さまお元気でお過ごしですか?

ハーブとアロマを生活に取り入れる方法として

ハーブティーが手軽に飲めて良いのですが

寒い季節は、普段飲んでいるコーヒーや紅茶に

ハーブをプラスするのも良いのではないかと思いました。

6種類のハーブコーヒーをご紹介したいと思います。

目次

・タンポポコーヒー

・チコリコーヒー

・シナモンコーヒー

・ジンジャーコーヒー

・カルダモンコーヒー

・オールスパイス

 

・タンポポコーヒー(ダンディライオン)

キク科の多年草で和名はセイヨウタンポポ。

おなじみの植物なので、皆さんも一度は目にしたことがあるのではないかと思います。

秋ごろに根を取り出し乾燥させて焙煎するとタンポポコーヒーが出来上がります。

葉にはミネラルなどが、根には苦味質やタンニンなどの成分が含まれます。

キク科のアレルギーの方や、妊娠中の方などは注意が必要です。

自分で摘んできて作っても良いのですが、自然食品のお店やコーヒー専門店

ネットショップなどでも販売しているので、購入するのも良いですよ。

インスタントコーヒーのように細かいものが売っているので

お湯を注げばすぐ飲めるため簡単です。

話はそれますが、コーヒーは深く煎ればいるほど苦味が強くなるという事です。

これも余談ですが、カフェオレとカフェラテの違いは

カフェオレがドリップしたコーヒー̟にミルクを使うのに対して

カフェラテはエスプレッソをベースにミルクで作るんだそうです。

カプチーノやカフェモカも同様にエスプレッソベースで作るという事です。

タンポポコーヒーもフライパンなどで煎って作るので、苦みは結構ありますが

ハーブコーヒーなのでミルクなどを入れれば、わりとマイルドになります。

・チコリコーヒー

キク科の多年草で和名はキクニガナ。

タンポポコーヒーと同じく根を乾燥させフィルターなどでこして

入れるとチコリコーヒーが出来上がります。

苦味があるので、コーヒーが苦手な人が代替品として飲んだりします。

お店でも、時々このチコリを使ったコーヒーを出してくれる所があります。

葉にはミネラルが含まれ、根には苦味質やタンニン、鉄分が含まれます。

こちらも、ネットショップやハーブ専門店、自然食品のお店などで手に入ります。

※妊娠中の方はご注意ください。

・シナモン

クスノキ科で和名はセイロンニッケイ。

樹皮や葉などを利用します。

古くから防腐剤がわりに使われていました。

精油成分のオイゲノール、タンニンなど。

紅茶に加えるといつもと違うお茶が楽しめます。

粉状のものを、上から振りかけたりして使ったりもします。

お菓子作りでも有名ですね。

甘みがありますが辛味もあります。

コーヒーや紅茶に棒状のまま入れるか、粉状にして入れると

面白い味になるのではないかと思います。

※妊娠中の方はご注意ください。

・ジンジャー

ショウガ科で多年草、和名はショウガ。

太古の時代から使われている歴史の古いジンジャー。

食欲がわくようなスパイシーで甘みのある味と香りです。

料理にも良く使われ、ジンジャエールでも有名です。

その他、お茶としても良く飲まれています。

リナロールやシトラール、ショウガオールなどの成分を含み

体を温める効果も。

紅茶などに入れると、ポカポカと体が温まるので寒い季節にはおすすめです。

・カルダモン

ショウガ科の多年草で和名はショウズク。

清涼感がある香りで、カレーの材料に使われるスパイスです。

果実の中の種子を使います。

人によって好みはあると思いますが、コーヒーや紅茶に少し入れると

違った味わいになります。

※お子さまや持病のある方はご注意ください。

・オールスパイス

フトモモ科の常緑高木で和名をヒャクミコショウといいます。

ナツメグやシナモン、クローブなど数種類を合わせたような香りのするスパイスです。

熟す前の果実を使います。

精油成分はオイゲノールなどで、防腐目的で使う事もあります。

昔は貿易が盛んではなかったため、簡単には手に入らす高価な貴重品として

扱われましたが最近では、スーパーや輸入専門店などで簡単に手に入ります。

カレー、肉や魚料理、煮込み料理に使うと風味が加わりとてもおいしくなります。

コーヒーや紅茶に入れても良いのですが、少しずつ味を見ながら入れるのが良いかもしれません。

どちらかというと粉状にして、お菓子作りに使った方が使いやすいような気がしますが

これも好みによると思います。

いつも飲んでいるハーブティーやコーヒー、紅茶に

好きなスパイスを少しプラスすると、いつもと違った味が楽しめるのではないかと思います。

いつもの味に、ちょっと飽きてしまった時などの気分転換にもおすすめです。

お好きなスパイスやハーブを色々試して、寒さとコロナに負けない

ポカポカあたたかい毎日をお過ごしくださいね。

ハーブとアロマの教室feelemo(フィールエモ)

磯野久仁子

 

※ハーブやスパイスは、体調や持病などにより刺激が強く感じる場合がございますので

心配な方は医師や薬剤師等にご相談の上、飲用してください。

 

 

 

 

 

 

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